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骨粗鬆症の検査

骨の量・状態を確認しよう

骨粗鬆症は発症しても自覚症状のないことが多く、骨折が起きるまでに気づくことが難しい病気です。そのため病院で骨の検査をして、自分の骨の強さ(骨強度)や状態を把握して骨折を予防することが重要になります。

骨粗鬆症の診療科は整形外科が基本ですが、内科や婦人科の医師が診ることもあります。

また、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の女性を対象とした国が行う骨粗鬆症検診も行われています。お住まいの自治体のHP等を確認し、積極的に活用しましょう。

ドクターイメージ画像

【整形外科医からのメッセージ】

骨粗鬆症の治療の目的は骨折を予防することです。

整形外科医は骨折の治療を行うだけでなく、骨折の予防のための骨粗鬆症の診断、治療も行っています。

骨の量を調べる骨密度検査は痛みを伴わず簡単にできますので、ご自分の骨密度を把握するために、気軽に整形外科を受診して相談しましょう。

骨の量を調べる骨密度測定

骨の量を調べる検査に骨密度測定があります。この検査は骨の1cm2にどれだけカルシウムやリンなどのミネラル成分が含まれているか明らかにし、骨粗鬆症や骨折のリスクを判定することに用いられます。

骨密度測定は大きく2種類に分けられ、X線を用いる方法と、超音波を用いる方法があります。

X線を用いる主な測定法
  • 二重エネルギーX線吸収法(DXA)
  • MD法
超音波を用いる測定法
  • 定量的超音波測定法(QUS)

二重エネルギーX線吸収法(DXA)

骨に2種類のX線を当てて骨量を測ります。基本的に全身の骨を測ることができ、骨粗鬆症の検査では背骨や足の付け根、手首の骨などを測定部位とします。

この検査の特徴として、通常のレントゲン写真撮影に比べて被ばく量は少なく、各種骨量検査法の中では精度が高いという特徴があります。ただし、この装置を置いている病院は限られています。

MD法

手のひらを、左手と右手の間にスロープ状のアルミニウム板がある台に載せてX線撮影し、第二中手骨(人差し指の付け根から手首までの骨)とアルミニウムの濃度を比較して骨密度を測ります。骨粗鬆症の診断にも用いることができ、被ばく量は少なく一般的なX線撮影装置で簡便に撮影できます。

定量的超音波測定法(QUS)

超音波が骨に伝わる速度などから骨密度を測定します。測定部位は通常はかかとの骨ですが、すねの骨で測ることもあります。短時間で簡便に測定でき、自治体が行う骨粗鬆症検診等で用いられるケースが多く、骨粗鬆症のスクリーニング(ふるい分け)にも用いられます。また、X線被ばくの心配がないため、妊婦さんでも測定可能です。

骨代謝のバランスを調べる骨代謝マーカー

骨の状態を調べる検査の一つに、骨代謝マーカーがあります。

骨は骨代謝もしくは骨リモデリングという、古い骨を溶かす骨吸収と、溶かされた部分に新たな骨を作る骨形成というサイクルによって常に作り替えられています。骨代謝マーカーは骨代謝のバランスを調べるもので、血液や尿の検査によって測定されます。

この検査は骨粗鬆症かどうか診断するものではありませんが、骨粗鬆症の状態を調べたり、治療薬を選択したりするときだけでなく、薬物治療の効果を測る際などにも活用されています。

監修医師
宗圓 聰 先生
そうえん整形外科 骨粗しょう症・リウマチクリニック 院長
骨粗鬆症は検査ができます。まずは、骨の健康状態を知るために検査を受けましょう。
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